目次へ  縦書き

     〔窮すれば通ず〕

窮すれば通ず
窮すれば通ず
さりながら
たのむは
こゝろのまことなりけり
こゝろひとつぞ頼みなり
こゝろのみにぞさちもこそあれ

(この下の句記憶明ならず
意はさりながら
たゞ心を整ふることによりてのみ完全に
その逆境を脱すと解せられたりき
夢中ある社殿にて
神官装の人の朗詠し亦書せり)