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祭日

谷権現たにごんげんのまつりとて、
麓に白きのぼりたち
むらがり続くおか丘に
の数のしどろなる
 
 
穎花はな青じろきいなむしろ
水路のへりにたゞずみて
朝の曇りのこんにやくを
さくさくさくと切りにけり


掲載誌「女性岩手」第四号(1932年11月15日)

関連作品:「文語詩一百編」の「祭日〔一〕」