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[81] 1918年7月22日 宮澤政次郎あて 葉書

   花巻川口町 宮澤政次郎様
   七月二十二日 鉛温泉ニテ

昨日志戸平より叔母上に御托し上げたる手紙御了承の事と奉存候 扨て昨夜は大沢温泉にとまり本日は、館の少しく向迄参りて当地に泊仕候 明後日は或は花巻に帰るかとも存じ候 遅くとも明々後日は帰り申すべく候。地質と森林との関係は実に明瞭なるものに御座候。今後は造林の立地等も充分の結果覧る様定め得べく候 明日は台温泉より割沢を経て参り申すべく候 毎日少しづつの旅行に有之候間決して御心配無之様奉願候。先は以上。

敬具