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[451](1933年2月4日)高橋久之丞あて 封書

   稗貫郡湯本村狼沢 高橋久之丞様
   花巻町

昭和八年度

  厩肥      二百貫
  硫安       二貫
  魚粕       三貫  この分なれば最間違ひもなく
  大豆粕      十貫  弐石七斗より九斗位まで収穫
  強過燐酸     六貫  を得べくと存候
  骨粉(蒸)     一貫五百
  硫酸加里     一貫五百

更に之に

  アムモホス    三貫 を加ふれば三石二斗迄は得べきも
  硫酸加里(四〇%)一貫 大面積は危険に候

石灰窒素を用ふるとすれぱ

  厩肥      二百貫
  硫安       一貫
  石灰窒素     六貫
  強過燐酸     六貫
  骨粉       二貫五百
   (寧ろアルミナ三貫の方可)
  硫酸加里     一貫五百

とし石灰窒素のみは植付十日以上前に撤布とせらるべく候

但しこの方式は天候によりて甚しく成不成有之、小生としては余り好まず候