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[413](1932年3月〜4月)あて先不明 下書

粛啓 春暖漸くに相催候処貴官倍々御清適奉大賀候 陳者昨年来色々御高配を賜はり乍ら全く御無沙汰にのみ打過ぎ候処実は昨秋社運挽回の為に建築材料見本を具して関酉地方へ旅行の途東京にて急に発熱致し爾后六ヶ月唯々病臥の止なきに至り郷国多難の際何とも御申訳無之奉存候 就て左様の仕儀乍ら