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[399](1931年9〜11月 草野心平あて)下書

拝復 貴簡之を了す。就て新に稿を索めたれども近年僅に録する処概ねかの類のみ。それにして「春と修羅」などの故意に生活を没したるもの、貴下に同感を得しこと兼て之を疑問とす。或はその自然描写の点なるや。然れど感覚の