目次へ  縦書き

[360](1931年6月17日)鈴木東藏・鈴木軍之助あて 封書(封筒ナシ)

拝啓 過日参上の際は色々御厚遇を賜はり寔に難有御礼申上候 その后搗粉荷為替扱方の件父へ談し略々承知を得置候間御安心被成下度尚在品整理の上再び事業費支出候様可申出その方は少々御待ち願上候

次に只今御来書の北海道博覧会の件絶好の機会に有之候間明日出盛当工場にて引受べき面積及出品様式等詳しく相談の上当地にて専門家に頼み題額、説明等製作致すべく孰れにせよ改めて明日御調製願ふべき標品目等可申上候 尚青森北海道への広告宛名は帝国信用録によって調査の上封筒書致し居り候間之又御安心願上候

敬具

  鈴木場長殿
  鈴木軍之助様

宮択賢治