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[350](1931年5月25日)鈴木東藏あて 封書(封筒ナシ)

拝啓 その后御送附の八屯並に十五屯今目迄に丸久に着候趣御了承奉願候。

養鶏用石灰の件先日弟を遣し候節福地氏より御話有之候由に候間昨日照会致置候。若し封筒に入れ商品見本として同店宛御送附置被成下候はゞ一層話も早きかと存候。若し茲数日間に売先なけれぱ花巻にて御引受致しても宜敷御座候。次に搗粉の広告今回は万全を期し度村松博士の校閲を得べく浄書迄更に三四日お待ちを願上度、その上は今一度工場へお送り申上べきや或はそのまゝ山口にて印刷に附して宜しきや大体の価格枚数御指令願上候。

栗原の注文未だに着せずしきりに心配致し居り候。いづれにせよ、畑作及紫雲英用乃至桑園へのパンフレット起草致し置くべく私も最早明日あたりよりはどしどし出歩きできると存居候間乍他事御休心奉願候。

敬具

  鈴木場長殿

宮沢拝