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[317](1931年4月1日)鈴木東藏あて 葉書

(表)大船渡線陸中松川駅前 鈴木藤三様
   一日午 水沢ニテ 宮沢賢治

拝啓今朝当地への車中村井技師と同行本県石灰の使用は尚々不足故更に宣伝せられても宜敷とのお詞あり執れ陣容を整へて今夏より秋へ亘り畑作用の方へ大に突進致すべくと存居候。中林氏には早速に荷受(二車分)方承知を得並びに揚粉家禽用石灰共に注文を得候。只今より前沢に参り福地氏に約束の二車引受を依頼致すべく候。尚村井氏今秋は県主催にて肥料展覧会有之趣大いに当工場も参加出品致すべくと申置候。

敬具