暦カレンダーについて


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【名 称】 暦カレンダー
【登 録 名】 cld2001.lzh
【バイト数】 212KB
【制作者名】 渡辺 宏
【バージョン 】 V1.1
【動作環境】 Windows 98
【掲載月日】 2000-12-28
【作成方法】 Delphi3.0pro
【ソフト種】 フリーウエア
【転載条件】 転載は自由ですが、メールをください。
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【内容紹介】

1.概要

 このソフトウエアは、通常のカレンダー以外に、旧暦・干支・六曜・九星・二十四節気・十二直・二十八宿・その他の歴註を表示する機能を持っています。これらの表示のもとになるデータとして、1998年〜2020年の間の旧暦の朔望月と節気のデータを内部に持っています。

 Windows 98上のDelphi3で開発していますが、Windows 95,Me,NT,2000でも問題なく動くはずです。

2.実行方法

 "cld2001.lzh"を解凍すると、"cld.exe"(実行ファイル)とその他必要なファイルが生成されます。それらを同じフォルダにおいて、"cld.exe"を実行してください。

3.操作方法

 「暦カレンダー」は起動後、各ボタンまたは日付の数字をクリックすることで、表示を移動できます。機能はこれだけですが、最近のカレンダーではなかなかわからない、伝統的な暦註がわかるのが特徴です。

4.バージョン2の変更点

 ・右クリックでメニューが出ます。

 ・「本日の予定」をクリックすると、画面下に今日の予定を表示するメモ帳が現れます。ここに自由に予定を書いてください。

 ・予定はプログラムと同じフォルダに、「yotei.xml」というファイルを作成して、保存します。

 ・「旧暦一覧表」をクリックすると、旧暦の毎月の始まりの日と、二十四節気を表示します。通常は見るだけですが、もしデータに間違いがあるときは、この画面から日付を変更できるようになっています。

 ・変更されたデータは、テキストファイルに保存されます。元にもどすときは、そのファイルを削除してください。オリジナルのデータに戻ります。

 ・旧版についていた画像ファイルが同じフォルダにあると、その画像を表示しますが、なければその場所に月名を表示します。

5.暦の解説

「暦カレンダー」に表示される、各種の歴註の解説を以下にかかげます。これらの情報は「現代こよみ読み解き事典 岡田芳朗・阿久根末忠 編著  柏書房」を参考にさせていただきました。歴註にはいろんな流派があるようで、もしかしたら他の書物のものと一致しないときがあるかもしれません。ご了承ください。

 

二十四節気 1年を太陽の動きによって、24に分割します。いわゆる「旧暦」は、「太陰太陽暦」で、「月」は月の満ち欠けによりますが、純粋の太陰暦と違って、月と季節がずれることはありません。その理由がこの二十四節気を使って、月名を季節にリンクさせているからです。
 原則として、月名はその月に含まれる「中気」の月と一致します。(「雨水」を含む月が正月)まれに「中気」を含まない月があらわれますが(1年が12ケ月より長いため)、その月は「閏月」とし、月名はその前の月と同じにします(二月のつぎに閏月があれば、「閏二月」とする)。
 また各節から始まる月を「節月」といい、暦註ではこの節月を使用することが多くあります。この場合、1年を12に分割しますので、閏月はありません。
〔正月節〕立春(りっしゅん) 〔正月中〕雨水(うすい)
〔二月節〕啓蟄(けいちつ) 〔二月中〕春分(しゅんぶん)
〔三月節〕清明(せいめい) 〔三月中〕穀雨(こくう)
〔四月節〕立夏(りっか) 〔四月中〕小満(しょうまん)
〔五月節〕芒種(ぼうしゅ) 〔五月中〕夏至(げし)
〔六月節〕小暑(しょうしょ) 〔六月中〕大暑(たいしょ)
〔七月節〕立秋(りっしゅう) 〔七月中〕処暑(しょしょ)
〔八月節〕白露(はくろ) 〔八月中〕秋分(しゅうぶん)
〔九月節〕寒露(かんろ) 〔九月中〕霜降(そうこう)
〔十月節〕立冬(りっとう) 〔十月中〕小雪(しょうせつ)
〔十一月節〕大雪(たいせつ) 〔十一月中〕冬至(とうじ)
〔十二月節〕小寒(しょうかん) 〔十二月中〕大寒(たいかん)
雑節
節分立春に前日。1年の最後と考えられます。
彼岸春、秋の彼岸会の始まりの日を表示します。彼岸会は春分、秋分の日の前後3日ずつ、計7日間をさします。
社日1年に2会あり、春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。
入梅実際の梅雨の入りとは違い、暦では5月節(芒種のあと)の最初の壬(みずのえ)の日をさします。
半夏生夏至から11日目。90日にわたる「夏安居(げあんご)」の中間の日です。
土用入二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の18日間を土用といい、その最初の日です。
八十八夜立春からかぞえて88日目。
二百十日立春からかぞえて210日目。
二百二十日立春からかぞえて220日目。
干支(えと) 十干
1 甲(きのえ)2 乙(きのと)3 丙(ひのえ)4 丁(ひのと)5 戊(つちのえ)
6 己(つちのと)7 庚(かのえ)8 辛(かのと)9 壬(みずのえ)10 癸(みずのと)
十二支
1 子(ね)2 丑(うし)3 寅(とら)4 卯(う)5 辰(たつ)6 巳(み)
7 午(うま)8 未(ひつじ)9 申(さる)10 酉(とり)11 戌(いぬ)12 亥(ゐ)
を組み合せた60とおりを年・月・日ごとに繰り返す。
01甲子02乙丑03丙寅04丁卯05戊辰 06己巳07庚午08辛未09壬申10癸酉
11甲戌12乙亥13丙子14丁丑15戊寅 16己卯17庚辰18辛巳19壬午20癸未
21甲申22乙酉23丙戌24丁亥25戊子 26己丑27庚寅28辛卯29壬辰30癸巳
31甲午32乙未33丙申34丁酉35戊戌 36己亥37庚子38辛丑39壬寅40癸卯
41甲辰42乙巳43丙午44丁未45戊申 46己酉47庚戌48辛亥49壬子50癸丑
51甲寅52乙卯53丙辰54丁巳55戊午 56己未57庚申58辛酉59壬戌60癸亥
六曜
先勝友引先負仏滅大安赤口
旧暦の最もポピュラーな暦註で、結婚式などに現在でもよく使われています。一見、不思議な動きをしているようですが、実は「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の六曜を繰り返しているだけです。ただし、旧暦の月の朔日(1日)に下の表のように固定になっていますので、旧暦の月が変わるところで、不思議な順番になります。したがって、旧暦の月日と六曜は必ず同じ組み合せになります。このため、旧暦が実際に使用されていたときより、新暦になってから人気が出たといわれています。
1月1日先勝2月1日友引3月1日先負
4月1日仏滅5月1日大安6月1日赤口
7月1日先勝8月1日友引9月1日先負
10月1日仏滅11月1日大安12月1日赤口
九星毎年の暦で運勢を占う最も大きな要素です。
年・月については、九紫から一白までを順に繰り返すだけだが、日については、冬至に一番近い甲子の日を陽遁の開始日、夏至の近い甲子の日を陰遁の開始日とし、それぞれ一白、九紫から昇順、降順に繰り返します。
一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
六白金星
七赤金星
八白土星
九紫火星
十二直暦の中段とも呼ばれます。
健(たつ)除(のぞく)満(みつ)平(たいら)定(さだん)執(とる)
破(やぶる)<危(あやう)/td>成(なる)納(おさん)開(ひらく)閉(とず)
 を繰り返しますが、このままだと「干支」と同じ繰返しになるため、以下のように変化させて、1年でもとに戻るようになっています。
正月節(立春後最初の)寅の日を建(たつ)とする。
二月節(啓蟄後最初の)卯の日を建(たつ)とする。
三月節(清明後最初の)辰の日を建(たつ)とする。
四月節(立夏後最初の)巳の日を建(たつ)とする。
五月節(芒種後最初の)午の日を建(たつ)とする。
六月節(小暑後最初の)未の日を建(たつ)とする。
七月節(立秋後最初の)申の日を建(たつ)とする。
八月節(白露後最初の)酉の日を建(たつ)とする。
九月節(寒露後最初の)戌の日を建(たつ)とする。
十月節(立冬後最初の)亥の日を建(たつ)とする。
十一月節(大雪後最初の)子の日を建(たつ)とする。
十二月節(小寒後最初の)丑の日を建(たつ)とする。
二十八宿
てい
上記の二十八の星座を順にくりかえす。
天赦日暦面第一の吉日で、年に4〜5回あります。
立春より後の戊寅の日
立夏より後の甲午の日
立秋より後の戊申の日
立冬より後の甲子の日
三伏 夏の最も暑い頃の忌み日です。
初伏夏至以降三回目の庚の日
中伏夏至以降四回目の庚の日
末伏立秋以降一回目の庚の日
八専干支を五行にあてたとき、干支ともに同気のかさなる日がこの期間12日の間に8日あることからいわれる。
21甲申にはじまり30癸巳に終わる
十方暮干支を五行にあてたとき、干支が相克する日がこの期間10日の間に8日あることからいわれる。
21甲申にはじまり30癸巳に終わる
三隣亡
正月節(立春後)亥の日二月節(啓蟄後)寅の日
三月節(清明後)午の日四月節(立夏後)亥の日
五月節(芒種後)寅の日六月節(小暑後)午の日
七月節(立秋後)亥の日八月節(白露後)寅の日
九月節(寒露後)午の日十月節(立冬後)亥の日
十一月節(大雪後)寅の日十二月節(小寒後)午の日
一粒万倍日
正月節(立春後)丑・午の日二月節(啓蟄後)酉・寅の日
三月節(清明後)子・卯の日四月節(立夏後)卯・辰の日
五月節(芒種後)巳・午の日六月節(小暑後)酉・午の日
七月節(立秋後)子の日八月節(白露後)卯・申の日
九月節(寒露後)酉・午の日十月節(立冬後)酉・戌の日
十一月節(大雪後)亥・子の日十二月節(小寒後)卯・子の日
不成就日(旧暦で)
1・7月3,11,19,27日
2,8月2,10,18,26日
3,9月1,9,17,25日
4,10月4,12,20,28日
5,11月5,13,21,29日
6,12月6,14,22、晦日
その他の暦註
甲子文字どおり01甲子の日です。
庚申文字どおり57庚申の日です。
天一天上30癸巳から44戊申までの16日間ですが、30癸巳の日に表示します。
巳待42乙巳の日です。
大つち07庚午の日です。
小つち15戊寅の日です。

5. 作者について

 このソフトウエアは、砂川弦四郎さんの"TMonthlyCalendar"というコンポーネントを使用しています。この場を借りてお礼申し上げます。

 このプログラムの著作権は、作者( 渡辺 宏 )が保持します。

 また、このプログラムの使用による、いかなる損害に対しても、作者は責任を負いません。

6.サポートについて

 このソフトウェアーの要望、感想、不具合、バグなどはメールにて受け付けています。

メールアドレスは
why@kenji.ne.jp です。