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隅田川

水はよどみて日はけぶり
桜は青き 夢のつら
は酔いれてうちおどる
泥洲の上に うちおどる

母をはるけき  なが弟子は
酔はずさびしく そらを見る
その芦生への  芦に立ち
ましろきそらを ひとり見る

(下書稿2推敲後)



(下書稿2推敲前)

隅田川

雲ひくくして日はけぶり
桜は青き 夢のつら
は酔いれてうちおどる
泥洲の上に うちおどる

甲斐より来たる なが弟子は
酔はずさびしく そらを見る
その芦原の   芦に立ち
ましろきそらを ひとり見る



(下書稿1)

(一字空白) ひくくして日はけぶり
桜は青き夢のつら
汝は酔いしれてうちおどる
泥洲の上にちをどる

甲斐より来たる汝が弟子は
酔はずさびしくそらを見る
その芦原の芦に立ち
ましろきそらをひとりみる



(先駆形短歌「歌稿B810・811」)

810

雲ひくく 桜は青き夢のつら 汝は酔ひしれて泥洲にをどり。

811

汝が弟子は酔はずさびしく芦原にましろきそらをながめたつかも