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文語詩100/89

嘆願隊

やがて四時ともなりなんを、 当主いまだに放たれず、
外の面は冬のむらがらす、  山の片面のかゞやける。

二羽の烏の争ひて、     さっと落ち入る杉ばやし、
このとき大気飽和して、   霧は氷と結びけり。



(下書稿)

嘆願隊

やがて四時ともなりなんを
当主いまだに放たれず
外の面は冬のむらがらす
山の片面のかゞやける

二羽の烏の争ひて
さっと落ち入る杉ばやし
このとき大気飽和して
霧は氷とむすびけり