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文語詩100/37

市日

丹藤タンドに越ゆるみかげ尾根、  うつろひかればいと近し。

地蔵菩薩のすがたして、   栗をうぶるわらはべと、
縞の粗麻布ジュートの胸しぼり、   鏡欲りするその姉と。

丹藤に越ゆる尾根の上に、  なまこの雲ぞうかぶなり。



(習字稿 断片)

丹藤に越ゆるみかげ尾根
うつろひかればいと近し
地蔵菩薩のすがたして
栗をたうぶるわらはべと
縞の粗麻布の胸しぼり
鏡欲りするその姉と
丹藤に越ゆる尾根の上に
なまこの雲ぞうかぶなり。



(下書稿)

丹藤タンドに越ゆるみかげ尾根
うつろひかればいと近し

地蔵菩薩のすがたして
栗をうぶるわらはべ
縞の粗麻布ジュートの胸しぼり
鏡欲りするその姉と

丹藤に越ゆる尾根の上に
なまこの雲ぞうかぶなる