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文語詩100/34

〔鐘うてば白木のひのき〕

鐘うてば白木のひのき、  ひかりぐもそらをはせ交ふ。
 
 
凍えしやみどりの縮葉甘藍ケール、  県視学はかなきものを。



(下書稿2推敲後)

鐘うてば白木のひのき
ひかりぐもそらをはせ交ふ

凍えしやみどりのケール
県視学はかなきものを



(下書稿2推敲前)

校長

二鐘うて八時十分
ひかりぐもそらをはせ交ふ

凍えしやみどりのケル
県視学たばこくゆらす



(下書稿1推敲後)

まばゆきくもははせ交へど
県視学なほ去らんともせず

ふゆのケールをながしめに
県視学またたばこくゆらす



(下書稿1推敲前)

まばゆきくもははせくれど
県視学氏は去らんともせず

エレキの雲のはせちがひ
県視学氏たばこくゆらす