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文語詩100/31

林館開業

凝灰岩タフもて畳み杉植ゑて、 麗妹六七なまめかし、

南銀河と野の黒に、    その窓々をひらきたり。


数寄すき光壁くわうへき更たけて、   千の鱗翅と鞘翅目、

直翅の輩はきたれども、  公子訪へるはあらざりき。



(定稿推敲前)

林館開業

凝灰岩タフもて畳み杉植ゑて、 青蛾六七なまめかし、

南銀河と野の黒に、    その窓々をひらきたり。


数寄すき光壁くわうへき更たけて、   千の鱗翅と鞘翅目、

直翅の輩はきたれども、  公子訪へるはあらざりき。



(下書稿推敲後)

開業日

凝灰岩タフもて畳み杉植えて
綵女六七なまめかし
南銀河と野の黒に
その窓々をひらきたり

数寄の光壁更たけて
千の鱗翅と鞘翅目
直翅の輩はきたれども
公子訪へるはあらざりき



(下書稿推敲前)

開業日

凝灰岩タフもて畳み杉植えて
をみな六七なまめかし
南銀河と野の黒に
その窓々をひらきたり

数寄をこらせしの光壁に
千の鱗翅と鞘翅目
直翅の輩はきたれども
をとなふ客はなかりけり