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文語詩100/11

はたらきまたはいたつきて、 もろ手ほてりに耐へざるは、


おほかた黒の珪板岩礫イキイシを、  にぎりてこそはまどろみき。



(下書稿推敲後)

はたらきまたはいたつきて
もろ手ほてりに耐へざるは
おほかた黒の珪板岩礫イキイシ
にぎりてこそはまどろみき



(下書稿推敲前)

はたらきまたはいたつきて
ねむりくるしく耐えざるは
おほかた黒の珪板岩礫イキイシ
にぎりてこそはねむりけれ



(先駆形口語詩「夜」)

がほてって寝つけないときは
手拭をまるめて握ったり
黒い珪板岩礫イキイシを持ったりして
みんな昔からねむったのだ