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文語詩50/47

〔うからもて台地の雪に〕

うからもて台地の雪に、  部落シュクなせるその社黝し。


曙人とほつおやりくる児らを、  窮窿ぞ光りて覆ふ。



(下書稿3)

うからもて台地の雪に
部落シュクなせるその社黝し

曙人とほつおやのりくる児らを
窮窿ぞ光りて覆ふ



(下書稿2)

うからもて台地のはなに
部落シュクなせるその社黝し

曙人とほつおやのりくる児らを
窮窿ぞひかりて覆ふ



(下書稿1推敲後)

うからもて台地のはなに
部落シュクなせるその社くらし

ともすれば遠き曙人おやらに
返らんと血をたぎつむら



(下書稿1推敲前)

うからもてかの崖はなに
ひばくらき部落シュクをなせしか
ひばくらきみふゆの部落
井戸車かすかに軋る

ともすれば遠き曙人おやらに
返すらんとその血はたぎつ